失語症の恐ろしさ。

介護,健康失語症,呂律,言語聴覚士,リハビリ,

失語症とはなにか

私の身近に脳卒中後遺症で言葉が喋りにくい方がいらっしゃいます。呂律が難しい時があるのです。

しかし、その方の喋り方の特徴を掴むとよく分かるようになります。今まで私は失語症が喋りにくい、呂律が難しいことだと思ってました。

では失語症とはなんなのか?参考サイトから引用します。

失語症とは

大脳(たいていの人は左脳)には、言葉を受け持っている「言語領域」という部分があります。失語症は、脳梗塞や脳出血など脳卒中や、けがなどによって、この「言語領域」が傷ついたため、言葉がうまく使えなくなる状態をいいます。

つまり、失語症になると、「話す」ことだけでなく、「聞く」「読む」「書く」ことも難しくなるのです。

喋りにくさはあっても、言葉の意味は正確で分かりやすく話してくれます。私の方が分かりにくい例えで混乱させてしまっています。

喋りにくさは舌や口等を動かすのが上手くいかなくてなっている状態で、運動が上手くできない状態です。構音障害と言うようです。

失語症は言語領域の障害で言葉そのものが上手に使えないのです。言葉を理解している司令部がうまく機能していない状態です。

双方が出ている方もいれば、どちらかの方もいて様々です。

普通に会話ができていても、全く意味を理解していなかったり、一見わかりません。

言おうとしている言葉と言っている言葉が全然違ったり、身近に居る家族でも理解に苦しむ場面があります。

言葉は魔法です。魔法の法則が変わってしまうのです。

失語症は恐ろしいです。もちろん麻痺や構音障害も恐ろしいですが、失語症は見えにくい分、根が深いです。

言葉によりコミュニケーションを取り、日頃他者と交流を深めています。

失語症の方は孤独感、苦しさ、辛さをどのように解消するのか、考えるだけで苦しくなります。

リハビリのために言語聴覚士という国家資格もあり、ケアについては専門的な何かがあるのでしょうか。これは追々、詳しく調べてみようと思います。

この言語聴覚士は飲み込み、嚥下のリハビリもやっています。聴覚もです。

今まで、理学療法士や作業療法士は知っていましたが、言語聴覚士はあやふやでした。(申し訳ありません、勉強します)脳卒中で倒れる方が増えている昨今、今話題の介護職だけでなくリハビリ職の方の力も非常に大事です。どのようなリハビリを効果的なタイミングでできるかどうかで、その人のその後の人生が大きく変わります。

私の祖母は大昔大腿骨骨折しすぐ寝たきりになりすぐぼけてしまいました。

今は手術してすぐリハビリをするようですね。

失語症は奥が深いです。

自らの無知を反省し掘り下げてみたいと思います。

参考サイト 「脳卒中と言葉の障害」