嗅覚と記憶

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記憶のことを調べているうちに興味深いことがわかりました。

匂いと記憶の関係です。

ある匂いを嗅ぐと思い出すことがあります。

昔働いていた飲食店の独特の匂いを嗅ぐと当時の店の雰囲気、お客さん、上司のことを一気に思い出します。

お肉の焼ける美味しい匂いを嗅ぐとバーベキューや家族で行った焼肉のお店を思い出しもします。

匂いと記憶は関係があるようです。

参考サイト→嗅覚と触覚と味覚の発達

引用します。

今回は五感の残りの三つ、嗅覚、触覚、味覚のお話しです。

嗅覚は、五感の中でも独特な位置が与えられている感覚で、根源的な性質を持っていると
考えられます。

五感のうちで、感覚情報が感覚器官からダイレクトに処理器官に直行するの
は、嗅覚だけだからです。
臭いは、香りの分子が鼻の臭粘膜から臭神経を通って、脳の深部、辺縁系と呼ばれる部位
にある臭中枢に到達します。
嗅覚以外の感覚の情報は、いったん視床という中継基地を経由してから、それぞれの最終
目的地へ運ばれます。

視覚や聴覚で得られる情報は複雑で、あいまいな状況では誤解が生じ
やすいので、脳は判断を下す前に念入りに詳細を見きわめようとしているのです。
嗅覚中枢のある辺縁系は、人間の脳の中でも原始的な部位です。

原始的というのは、発生学的に昔から存在する動物にも共通に見られる、ということです。つまり、脳に直結した嗅覚の伝導路は進化の初期の名残と解釈することも出来ます。

太古の昔、動物が生き残っていくには臭いをかぎ、快・不快や安全・危険を即断することが不可欠だったのです。
また、辺縁系の嗅覚野の近くには、扁桃体という情動や感情に関わる中枢があります。

臭いが人の感情に強い影響を与えるのももっともなことと考えられます。
赤ちゃんにとって、母乳を口にできるかどうかは、生存に関わる大問題です。

野生の動物並みとはいかないものの、母乳やお母さんの臭いをかぎ分けられるように、生まれたての赤ちゃんでも、嗅覚は十分に発達しています。

赤ちゃんの嗅覚は大人以上に優れているとも考えられています。

視覚や聴覚とはそもそも脳への伝わり方が違うようですね。

人間進化の壮大な過程を垣間見た気分です。

匂いを駆使して記憶に活かせるものなのでしょうか。

認知症予防に効果のある香りなるものもあると聞いたことがあります。

そうなると、忘れやすくなる香りもあるのでしょうか?

お酒を飲み過ぎると記憶は断片的になりますね。

その効果をお酒を飲まずに選択的にできるのでしょうか?

謎は深まるばかりです。

嗅覚の伝わり方の参考サイト→においの記憶はなぜ色褪せない