認知症についての話 1
街中を歩いていると多くの高齢者を
見かけます。子供の数より多いです。
杖だったり、手押し車??を押して歩いている方が
多いです。
年を重ね、長寿になることは良いことです。
前提として心身ともに健康であれば、ですけどね。
70、80年も過ごせば、体のどこかに病気があっても
おかしくないです。
不調になれば病院に行き、問診、検査をして原因を探ります。
薬が処方され、様子見です。
体の病気ではなく、脳みその病気
特に「認知症」は本人、家族にとってわかりにくく
困ります。
年寄りの物忘れと認知症がどう違うのか?
どうやって、本人に分かってもらえればいいのか?
私も家族が認知症になった時に困りました。
そもそも認知症とはなんでしょうか?
まとめてみました。
認知症とはなんですか
認知症とは「一度獲得した知的機能(記憶、認識、判断、学習等)の低下により、自分自身や周囲の状況把握、判断が不正確になり自立した生活が困難になっている状態」
を言います。
物忘れ→記憶力の低下だけでなく
認識、判断力の低下→適切に周囲や自分の状況を把握する力の低下
もあるということです。
物忘れがクローズアップされますが
それだけではないのです。
なぜ、こんなことになるの
「認知症とはいろいろな原因で脳の細胞が死んでしまったりして、脳の司令塔の働きに不都合が生じ、さまざまな障害が怒り、生活する上で支障が、およそ6ヶ月以上継続している状態を指します。」
脳は人間の活動をコントロールしている司令塔です。
脳は記憶、感覚、思考、感情、からだ全体の調節といった
生きていくために必要なほとんどの働きをコントロールしています。
そのため、司令塔の脳細胞が死んでしまうと、司令塔機能に支障が出る
ということです。
認知症を引き起こす主な病気
アルツハイマー病。レビー小体型認知症。前頭側頭型認知症。脳血管性認知症、
クロイツフェルト・ヤコブ病・AIDS等の感染症、アルコール中毒も
認知症の原因となる病気です。
何らかの原因により、脳細胞が死んでいくことが問題です。
どうしたら、予防になるのでしょうか?
予防するにはどうすればいいのか?
脳細胞の活性化を図ることと生活習慣病対策が有効とのことです。
まずは脳の活性化
- 心地よい刺激や笑顔
- 家族や友人とのコミュニケーション
- 役割や日課をもつこと
- ほめる、ほめられる関係
いかに脳に刺激を与えるかが大事です。
毎日、会話もなくずっとテレビを見ていて
家事、炊事も家族がやり、ダラダラ過ごす毎日では危ないです。
役割や日課というように、商売をしている方は比較的元気で
認知症も少ない方が多い印象を受けます。
あくまで、私の印象ですので何とも言えませんね。
そして生活習慣病対策
これは高血圧や高脂血症、肥満予防にもつながります。
脳の血管が詰まったり、切れたりして脳細胞が死ぬと
脳血管型認知症になるかもしれません。
脳のどこに影響があるかによって体のマヒだけの場合も
あるでしょうし、マヒと認知症の可能性もあります。
高血圧、肥満は要注意ですね。
まとめてみます
○認知症は何らかの原因で脳細胞が死ぬことにより、脳の司令塔機能が低下すること。
○脳細胞が死ぬ原因はいろいろな病気がある。
○予防するには、脳の活性化と生活習慣病対策(運動や食事)が有効。
いかに、健康で毎日を過ごし、長寿を生きていくか
真剣に考え、実行していく必要がありますね。
お金の問題もそうですが、健康にも気をつけ
若いうちから意識をしておくというのが大事です。
ひとつ救いなのは
私が幼少期に見ていた高齢者より
今の高齢者はパワフルだということです。
元気過ぎて、困るという話もありますが
ともかくパワフルです。
次も認知症のなぜをまとめようと思います。
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