脳の構造、働きを知る1
認知症は脳の司令塔機能に
不都合が起きている状態です。
脳の働きを知ることにより
認知症の方の中核症状や周辺症状の理解
がより深くなるのではないかと考え
複雑怪奇な脳について調べてみたいと思います。
では脳の司令塔機能を見ていきましょう。
脳の大まかな区分
脳→大脳、間脳 脳幹(中脳、橋、延髄)小脳に分類される。
大脳→終脳、間脳
脳幹→中脳、後脳、小脳、延髄
参考サイトはウィキペディア 「脳」
画像を使わせていただいたサイトはこちら
この図では、間脳の位置がよくわかりませんが
全体を見るには好都合なため使わせてもらいました。
余談ですが
髄膜は→軟膜、クモ膜、硬膜の三層構造です。
どうして、くも膜というのでしょうか?
それは
小柱が蜘蛛の巣のように見えるため。
だそうです。
参考サイト→ウィキペディア 「くも膜」
大脳はいわゆる脳のイメージとしてわかりやすいですが
脳幹や小脳と言われても、よくわかりません。
ましてや、間脳と言われてもますますわからなくなります。
一つ一つ見ていき、全体をつかむしかないですね。
脳の大まかな働き
場所 | おもな役割 | |
大脳 | 新皮質 | 知的活動 |
旧皮質(辺縁系、嗅脳など) | 本能、情動、記憶 | |
間脳 | 感覚情報の中枢 | |
自律神経機能 | ||
脳幹 | 中脳 | 呼吸、循環、生命維持活動の中枢 |
橋 | ||
延髄 | ||
小脳 | 運動の調節 | |
脊髄 | 反射 |
脳については、場所、部位を理解すると同時に
その場所、部位の司る働きを理解しないと
全体がつかめません。
筋肉や内臓は働きがある程度決まっているため
場所、部位を覚えれば言いのでしょうけれど
脳は働きが多岐にわたるため、難しいです。
さすが司令塔ですね。
今後しては、まず大脳を見ていきます。
その後、脳幹、小脳へと進んでいこうと思います。
今日のまとめ
- 脳は複雑だが、大体の働きはわかってきている。
- 当然、わからないこともある。
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