金本位制〜ニクソンショック!
金本位制とはなんでしょう。
WEB上には色々な大学があります。
今回は「金融大学」さんで学ばせて貰いました。
お金の歴史を見ていくと、戦争や大恐慌で
予想もつかないお金の動きをした結果
変化していったようです。
今後も大きく変化する可能性はあるということです。
これが、どのように変わるかがわかれば
資産を築けるかもしれませんね。
では
はじまりから見てみましょう。
1816年
英国が1ポンドの金貨鋳造を始めたのが
はじまりだといわれています。
1871(明治4)年、
明治政府は新貨条例(しんかじょうれい)
を公布しました。
これにより金本位制が採用されましたが
金貨不足から銀貨の利用が続きました。
日本では1円=金1.5グラムとしました。
(今の価格にすると、こちらのHPの相場価格 2017年01月16日 09:30公表(日本時間)
ですと税込み小売り価格が1グラム=4812円
約4800円として、1.5グラムで7200円になりますね。)
参考サイト→金本位制について世界の場合
参考サイト→金本位制について日本の場合
世の中が順調な時は問題ありませんが
戦争や大恐慌のような予想もつかない
事態に陥った結果、金の流出が増え
金本位制からブレトンウッズ体制と
なったようです。
ブレトンウッズ体制とは
1944年7月、連合国44カ国が、米国のニューハンプシャー州ブレトンウッズに集まり、第二次世界大戦後の国際通貨体制に関する会議が開かれ、国際通貨基金(IMF)協定などが結ばれました。その結果、国際通貨制度の再構築や、安定した為替レートに基づいた自由貿易に関する取り決めが行われました。この体制をブレトンウッズ体制または、IMF体制といいます。
教科書に出てきそうな記述です。
ブレトンウッズという場所で偉い人達が
決めたということですね。
参考サイト→ブレトンウッズ体制
その後、ベトナム戦争をきっかけに
ブレトンウッズ体制が崩壊しました。
≪ニクソン・ショック≫
米国は、1960年代にベトナム戦争での大量支出や、対外的な軍事力増強などを行った結果、大幅な財政赤字を抱えることとなり、国際収支が悪化して、大量のドルが海外に流出してしまいました。米国は、金の準備量をはるかに超えた多額のドル紙幣の発行を余儀なくされ、金との交換を保証できなくなりました。
1971年8月15日、米大統領ニクソンは、ドルと金の交換停止を発表しました。これをニクソン・ショックといいます。これにより、ブレトン・ウッズ体制は崩壊しました。米ドルは信用を失って大量に売却され、市場で大暴落しました。ブレトンウッズ体制の崩壊により、国際通貨制度は、同年12月のスミソニアン合意にいたるまで、一時的に変動相場制へと移行しました。
金=紙幣
金=ドル
金≠紙幣、ドル
となり、今や世界には膨大な額のお金が
回っているわけですね。
ということで次回は
我が手元にお金の流れを引き寄せるには
どうすればいいのか、考えてみます。
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