認知症6 周辺症状 怒り 暴力
引き続き、周辺症状を見ていきます。
本人なりの理由があるとしても
徘徊は、介護している方からすると
どうなってしまうか心配で、じっとしていられません。
しかし、今や数多くの認知症高齢者が
行方知らずになっているようです。
目次
認知症と疑われる方の行方不明者数
認知症と疑われる人の行方不明者数は
参考サイト→平成27年の行方不明者数 警察庁
(上記参考資料 3ページ 「4.原因・動機別」より抜粋)
平成24年 9607人
平成25年 10322人
平成26年 10783人
平成27年 12208人
となっているそうです。
この行方不明者というのは警察に
行方不明者届けを出した人の数です。
多くの方の所在が確認できているそうですが
中には発見できなかったり
残念ながら亡くなっていたという場合も
あるようです。
車やバイク、公共交通機関で行ってしまうと
探すのも大変です。
家族や近所、地域で見守れるように
できれば、少しは安心ですね。
次は、些細なことで興奮し
暴力や大声などについてです。
周辺症状、興奮、暴力について
突然、何でもないことで
まさに、爆発的に怒る場合があります。
今まで穏やかに過ごしていた人が
ものすごい剣幕で怒り始めると、唖然とします。
自分の記憶が保てないことを
自覚していて、いつもどこにいるか
わからない、身近にいる人も
よくわからない。
こんな状況では強い不安感、ストレスがあるのは
容易に想像できます。
そして、中核症状の一つに
理解力や判断力の低下が重なり
爆発的に怒る、暴力に発展してしまうのです。
脳の司令塔機能低下の影響ですね。
近頃は怒れる高齢者が増えていると
ネットニュースで見かけましたが
認知症の症状の一つとして
易怒性(いどせい)というのがあるそうです。
ちょっとしたことですぐ怒る、いつもイライラしている
怒りだしたら止まらない、認知症の初期の段階で
こうなる人もいるようです。
性格が変わってしまった印象を受けると聞きました。
私も学生時代、病院の待合室で
突然、70代位のおじいさんが
「いつまで待たせるんだ」と怒鳴り声を
張り上げていた光景が、忘れられません。
驚いたことにおじいさんは来院して5分位でした。
一体何で、そこまで怒れるのか当時は謎でしたが
認知症の症状だったのかもと仮定すると
納得できました。
本人の中では、何時間も知らないところで待たされている
なんで待っているかもわからない、とても不安な状況に
居たのではないかと今は思えます。
感情的に怒られるとつい、こちらも怒り返してしまいますが
怒るという行為は疲れますし、良い気分ではありません。
どうにか、怒りの感情から離れられるような
気を他に逸らしてあげられたらと思います。
今日のまとめ
-
年間1万人以上の認知症と疑われる方に行方不明者届けが出されている。
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本人の不安感、ストレス、怒りは想像以上に強い。
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上手に注意を逸らし、怒りから離れるということが大事。
今日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。







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