レム睡眠、ノンレム睡眠

雑感レム睡眠,ノンレム睡眠,徐波,

睡眠について調べています。

●レム睡眠 Rapid eye movement sleep

急速眼球運動を伴う睡眠のこと。

●ノンレム睡眠 Non-rapid eye movement sleep

急速眼球運動を伴わない睡眠のこと。

ここに注目して研究している方のサイトを見つけました。

参考サイト→レム睡眠、ノンレム睡眠

近年、ノンレム睡眠に関しては、成長ホルモンの分泌や、記憶の定着、脳内に蓄積した代謝物の除去などいくつかの役割が明らかとなってきた。

一方、レム睡眠の役割は全くわかっておらず、そもそも何の役割もないと考える研究者もいる。

しかし、マウスでレム睡眠に入った瞬間に起こすということを続けたところ、次第にレム睡眠に入ろうとする頻度が上った(図2)。

失われたレム睡眠を取り返そうとするのである。

ここから、レム睡眠に何らかの重要な役割があると考えてよいだろう。
レム睡眠の特徴として、脳が急速に発達する出生直後に多く見られ、成長・加齢とともに減少することが知られている。

また、レム睡眠は鳥類や哺乳類などの複雑な脳を持つ生きものにだけ見られる。

これらを踏まえ、私たちはレム睡眠が、進化の過程において高次な脳機能の形成に関わっているのではないかと考え、研究を始めた。

レム睡眠を遮断していたら、興味深いことがわかったようです。

レム睡眠は夢を見ているような時の眠りのようです。

いくら、実験とはいえその度に起こされるのは辛いです。

またまた、引用します。

私たちが開発した遺伝子改変マウスを用いて、レム睡眠を一時的に遮断すると、興味深いことに次第にノンレム睡眠の質に変化が現れた。

ノンレム睡眠の特徴である学習や記憶形成を促す脳波(徐波)の強さが次第に弱まったのである。

レム睡眠を元に戻すと、その直後にノンレム睡眠の徐波の強さも元に戻ったので、レム睡眠には徐波を促す作用があると考えられている

レム睡眠の重要性が見えてきましたね。

引用します。

反対に、レム睡眠を一過的に増加させる遺伝子改変マウスをつくったところ、このマウスでは徐波が強まった。

また、人為的に操作していない自然な睡眠でも、レム睡眠が長いほど、その直後のノンレム睡眠の徐波が強いことが判明した。

この一連の研究により、レム睡眠はノンレム睡眠の前にあることによって記憶の定着や脳の発達に貢献する可能性が見えてきた。

今後、行動実験を行い、睡眠の質が覚醒時にどう影響するのかを調べる予定である。

たくさん眠ることは、いいこととなる日が来るかもしれません。

6時間~7時間睡眠の人が長生きが多いとか

7時間~8時間睡眠の人が一番長生きするとか

色々な統計が出ていますが、人それぞれ満足できる睡眠時間というのは違いますね。

快適で適切な睡眠時間を毎日取れるということだけでも十分それだけで幸せですね。

寝ないで頑張るのが、偉い、勤勉だ!ではなく

十分な睡眠を取り、且つ生産性が高いのが理想です。

睡眠を考えると、どう1日を使うか考えるようになりますね。

記録の重要性を知った今となっては、睡眠時間も記録してみたいと思います。

記録の話は→こちら