認知症3 記憶障害の特徴

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認知症の続きです。

昨日は認知症の中核症状について こちら

中核症状によって引き起こされる

「周辺症状」というものを調べてみようと

思っていたのですが、記憶について補足します。

 

中核症状で出てきた記憶障害ですが

記憶障害を少し詳しく見ていきます。

 

記憶障害の特徴について

記憶を分解すると

記銘→保持→想起となるそうです。

こちらの参考サイトが大変わかりやすかったです。

参考サイト→記憶について

記銘、保持、想起を個別に見てみましょう。

参考サイトから引用します。

「記銘」→外部の刺激が持つ情報を意味に変換して記憶として取り込むこと

「保持」→記銘した物を保存しておくこと

「想起」→保存されていた記憶をある期間後に外に表すこと

記銘力の低下

記憶障害で記銘力の低下が起こります。

情報を記憶して、保存できなくなります。

 

全体記憶の障害

体験した事全てを忘れてしまいます。

 

逆行性喪失

蓄積されたこれまでの記憶が現在から過去に遡って失われていく現象を言います。

記憶障害の中でも特徴的な

  • 記銘力の低下
  • 全体記憶の障害
  • 逆行性喪失

があるようです。

情報を記憶できなくなり、体験したこと

すべての記憶が障害され現在から過去の事に

ついての記憶が喪失していくようです。

 

情報を記憶できないということは

実際にあったことでも、本人にとっては

ないこととなります。

「記憶に残ってなければ本人にとって、事実ではない」

となるわけです。

忘れた事をいくらいっても、話にならないわけです。

 

私も家族の介護をしている時に

このことを少しでも理解できていれば

違った関係性があったかもしれません。

 

当時は馬鹿にしているのではないかと

怒ってしまっていました。

教訓としては

忘れたことは忘れたこととして対応するということです。

 

どんなに頑張って教えても、たとえ本人が「よくわかりました」

と言っても、その一瞬で忘れてしまい、記憶に残らないため

事実ではなくなるわけです。

全体記憶の障害としては、食事した行為全てを忘れたり、

出掛けた事全てを忘れてしまいます。

旅行に行っても、旅行自体全てを忘れてしまうのです。

細かいどこどこで食事して、どんな食事がでたとか

細かいことではなく、旅行の事実そのものを忘れてしまいます。

 

記憶の逆行性喪失ですが

現在から過去にさかのぼり記憶が喪失していくため

人によっては幼少期の記憶になっていて

今の家族はわからないが、昔からの友人とは

普通に話せるという方もいるそうです。

 

この場合、その方の現在は幼少期なのです。

最初聞いた時は混乱しました。

 

しかし、時が経つにつれ家族の名前は言えないけれど

昔からの友人の名前はすらすら出て

細かい幼少期の遊びや歌がよどみなく

出てくるのを目の当たりにすると

納得せざるを得ませんでした。

 

記憶障害の特徴

  • 記銘力の低下
  • 全体記憶の障害
  • 逆行性喪失

を理解しておくと、今後の周辺症状の理解が

より深まるはずです。

 

私も私の考えを押し付けるのではなく

相手がどのような状態なのか少しでも

考えることができていたら、もっと充実した

余生を過ごせたのかもしれません。

 

今はこの学びを胸に相手の現在を受け入れ

話しをすることができます。

 

理解しようと学ぶことがここまで大事とは

思っていなかったです。

 

認知症について知ることは

もし、自分が発症した時のためにも

大事なことですね。

いつも、感謝を伝えられるよう

これから、意識します。

 

最後までお読み頂きありがとうございます。