偉大な発明 コンクリート

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突然ですが人類の偉大な発明は何だと思いますか?

火の発見、道具を生み出し使ったこと、言葉

ある人は二足歩行だと言っていました。

二足歩行することにより、自由に手を使えるようになり

脳が発達し、両手で仲間のために食料を運ぶようになり

コニュニティーが生まれたというわけです。

 

なるほど!と衝撃を受けました。

私は偉大な発明の一つにコンクリートを足したいのです。

身近にある偉大な発明「コンクリート」

ちょっと待ってください。

コンクリートってなんですか?

という問いに答えられる方は勝手に言ってしまいますが

コンクリート愛に満ちています。

参考サイトはこちらです→セメント協会 コンクリートとは

コンクリートはセメント+水+砂+砂利を混ぜたもの

モルタルはセメント+水+砂

セメントはセメント+水

鍵はセメントですね。

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セメントは何からできているか

石灰石+粘土を焼いたものに+石膏でセメント(ポルトランドセメント)と言うようです。

参考サイトはこちら→セメント協会 セメントとは

しかし、しっくりきません。よくわからないのです。

もっとわかりやすいサイトはこちら→科学のあゆみ セメントの種類、原料とは?より

セメントの原料を上記サイトから引用します。

① 石灰質原料 もっともふつうに使われるのは、石灰石です。
この石灰石にふくまれている、アルミニウムや酸化鉄などの不純物は
つぎにのべるように原料の一種になりますから、とりのぞく必要はありません。

 

② アルミニウム原料 粘土がもっともふつうの原料です。
粘土には、アルミニウムばかりでなく、二酸化ケイ素・酸化鉄などもふくまれているので、セメントに必要な原料を、いちどに3つも供給することができるわけです。

 

③ 二酸化ケイ素原料 粘土にふくまれている二酸化ケイ素だけでは足りないので
ケイ砂やケイ石などを使います。

 

④ 酸化鉄原料 粘土や石灰石にふくまれている酸化鉄だけでは足りないので
砂鉄や黄鉄鉱を焼いたものなど、鉄分の多いものが使われます。

 

⑤ セッコウ まえの4つの原料だけでは、セメントが早くかたまりすぎるので
それをふせぐためにセッコウをくわえます。

と⑥硫酸カルシウムだそうです。

 

まとめると

①石灰石

②粘土

③ケイ砂、ケイ石

④砂鉄や黄鉄鉱を焼いたもの

⑤セッコウ

⑥硫酸カルシウム

となります。

これら6つの原料に水を加えると固まるそうです。

砂や石などから原料を選び、水を混ぜると固まるということは

古代ローマから使われていたそうです。

詳しく歴史をさかのぼり、資料まで細かく載せていた秀逸サイトがありました。

参考サイト→こちら コンクリートの歴史

 

至高の発明 鉄筋コンクリート

このコンクリートと鉄が組み合わさってできたものが

鉄筋コンクリートです。

参考サイト→ウイキペディア 鉄筋コンクリート

鉄筋コンクリートとは

鉄筋コンクリート(てっきんコンクリート、reinforced concreteRC)は、

コンクリートの芯に鉄筋を配することで強度を高めたものを指す。

コンクリートと鉄を組み合わせることで互いの長所・短所を補い合い、強度や耐久性を向上させるものである。鉄筋混凝土とも表記。

 

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話は逸れますが、以前新宿駅でベトナムの方と知り合いになりました。

ハンサムベトナム人曰く「日本の橋は美しく頑丈で最高です」と話しながら

新宿の大ガードを見上げて力説してくれたのが印象的でした。

 

コンクリートはありとあらゆる物に使われています。

身近過ぎて気付かなかったですが、これほど深く根付いている

偉大な大発明と言っても違和感はありません。

 

DIYに憧れるものとして

「明日、生コン打つんだよねー」と言ってみたくなるほど

コンクリート愛が芽生えてきました。