ランニングでの坂道の負荷について 浅く考えました。

健康ランニング,上り坂,下り坂,傾斜率,気力と根性

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ランニング中に上り坂を上ると

異様な疲れに襲われます。

一体なぜでしょうか?

平地と比べどの程度負荷が

掛かっているのか気になりました。

 

平地と比べた時の上り坂の負荷は?

素晴らしいサイトがありました。

参考サイト→坂道を走る身体負荷と技術

ランニング情報の宝庫です。

ひたすら読ませて頂きました。

最高です!

引用します。

トレッドミル上で5%の傾斜

(100mで5m上る、または下ること)を

つけた上り坂と下り坂を作成し、

それぞれの条件で軽いジョギング程度の

強度から徐々に速度を上げ、8本目程度で

オールアウトになるようなテストを行ない

心拍数や酸素摂取量などを平地走と比較しました。

被験者は、10名の男性ランナー(マラソンのベスト記録の平均:3時間01分)です。

その結果、

オールアウト速度は、

平地では17.2±1.5km/h

上りでは14.6±1.3km/h

下りでは19.0±1.5km/hに

達しました。

100m上がると5m上昇する上り坂で

平地と上りで約15%程、速度に差があるようです。

ということは、この傾斜率であれば

平地と比べ15%遅くてもOK

というわけです。

万が一傾斜率が倍の10%ならば

単純計算で30%遅くてもOKです。

 

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普段私がランニング中に

上る坂の傾斜率は

平均で8%あり

距離は500m程ありました。

http://hiyokoyarou.com/

終盤はカメさんです。

歩いているのかいないのか。

もはや転がる方が早いです。

 

傾斜率が8%なので平地と比べ

大体24%遅くてもOKです。

 

上り坂は体に堪えます。

しかし下り坂の方が

体的にはダメージなのです。

なぜでしょうか?

それは落下の衝撃が各関節に

ズシンと響いてくるのです。

参考サイト→坂道ランは気力と根性じゃない

引用します。

 

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下り坂の衝撃

下り坂を一気に駆け下りるのは気持ちが良いですね。

一方で、キャリアを積んでいる方は、

下りは楽かもしれないが、

下り切った後のダメージの怖さを

知っていることでしょう。

それもそのはず、斜度にもよりますが、

下りの着地時にかかる衝撃は

体重の5倍といわれます。

平地の走りでは体重の3倍です。

その衝撃をうまく推進力に変換

していくことがポイントとなります。

平地だけ走るわけにもいきません。

上りもあれば下りもあります。

走り方やペースを工夫し

上りも下りも楽しく走れるように

なりたいです。

ガムシャラに走るのを卒業して

フォームとペースを意識し

走るわけです。

脱カメさん!